こんにちは。ろでぃです。
共同住宅に住んだことがある方は感じたことがあるかもしれませんが、上階から聞こえてくる足音というのは非常にうるさく気になる音になります。
ただ、残念ながら上階から聞こえる音を下の部屋から対策することは大きな工事を必要とするため簡単に対策することは難しいのが現状です。
逆に自分が出してしまう音は対策することが可能です。
ここでは下の階からクレームが来ないように自分の部屋でできる対策を紹介していきたいと思います。
1.カーペットやラグを敷く
まず一番お手軽な対策はカーペットやラグを敷くことです。
カーペットやラグのクッション性が発生する音を小さくしてくれます。
特に遮音性能を求めるのであれば厚手のふかふかのものを選びましょう。製品としてはサンゲツのサンシンフォニーやサンコーラスが床衝撃音低減等級ΔLL(Ⅰ)-6をクリアしており性能が高くおすすめです。
また、カーペットやラグはそれ自体が吸音性を持っているため部屋の反響を抑えてくれる効果もあります。
2.ラグやカーペットの下にアンダーレイを敷く
また、新しくカーペットやラグを新調しなくても下に防音性能があるアンダーレイを敷くことでも対策が可能です。
アンダーレイとしてはウレタンチップを固めたものや厚手のフェルトなどがあげられます。
インターネット上でも購入することが可能ですのでお手軽に遮音性能を上げたいと思われる場合は検討しましょう。
3.ラグやカーペットの下にゴムマットを敷く
また、アンダーレイとしてPVC製やゴム製の遮音マットを敷く方法もよく紹介されています。
ただ個人的にはこの対策はあまり効果がないと感じています。
8~10mmほどの厚さのマットを敷くならばよいのですが1,2mmのマットでは気休め程度の効果しかないと考えています。
また、ゴム特有な匂いもあり、小さなお子さんがいる家庭に向いていないように感じます。
4.ジョイントマットを敷く
よく子供の転倒対策に使われているジョイントマットも遮音性能を持っています。ジョイントマットは30cm角程度の製品をはめ込んで並べていくだけで床に敷きこむことができるんので施工も簡単でお手軽です。
最近では公的な試験データも記載されている製品も増えてきておりホームセンターなどでも取り扱いが増えてきています。
5.コルクタイルを敷く
コルクタイルもよく遮音対策ができる商品として紹介されています。
また、アンダーレイとしてのコルクシートも売られておりこちらもラグやカーペットと組み合わせることで遮音性能を上げることが可能です。
まとめ
床の遮音対策としては基本的には床の上に柔らかいものを敷くことで簡単にできます。
ただ、飛び跳ねたりする衝撃が強い音に対しては効果が小さくなりますので注意が必要です。
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